【保存版】不動産買取と仲介の違いは?メリットとデメリット

2022-11-08

売却

不動産買取と仲介の違いは?買取のメリットとデメリットをチェック

この記事のハイライト
●仲介と買取は「買主」や「販売期間」などに違いがある
●買取を選べば短期間での売却が見込めたり契約不適合責任が免除されたりなどのメリットが生じる
●デメリットは買取価格が安くなることや築浅の不動産は買取に向いていないところ

不動産を売却する際、個人の方に売る仲介と不動産会社に売却する買取という方法があります。
それぞれ異なる特徴があるため、どちらの売却方法が適しているかを見極めることが大切です。
今回は不動産買取と仲介の違いや、仲介と比較したときの買取のメリット・デメリットについて解説します。
兵庫県西宮市を中心に、尼崎市や伊丹市周辺で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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不動産売却における仲介と買取の違いとは?

不動産売却における仲介と買取の違いとは?

まずは、不動産売却における仲介と買取の違いについて見ていきましょう。

違い1:買主が違う

仲介と買取の違いとしてまず挙げられるのが、買主が違う点です。
仲介で不動産を売却する際、買主は個人の方となります。
居住目的で購入するため、マイホームを求める方が買主となるのが一般的です。
その一方、買取は不動産会社が買主となります。
転売して利益を得るための不動産を求めているので、事業用の不動産として購入するのが一般的です。

違い2:販売期間が異なる

販売期間が異なるのも、不動産売却における仲介と買取の大きな違いです。
仲介の場合、買主は個人の方となるため、購入希望者を探さなくてはなりません。
不動産会社は物件情報サイトに登録したり、チラシを作成してポスティングしたりといった、さまざまな販売活動をおこないます。
しかし、そのような業務をおこなったとしても、立地条件や不動産の状態、価格によってすぐに売却できるとは限らないのが現状です。
売買契約の締結に至るまでに、数か月かかることも珍しくないでしょう。
買主と契約条件をすり合わせたり、引き渡し日を調整したりといった折衝も必要です。
その反面、買取は買主が不動産会社となるため、仲介のような販売活動をおこなわずに売却できます。
不動産会社の提示した金額に納得できれば、短期間での売却も可能です。
不動産会社と諸条件を話し合うため、売主の事情を考慮した不動産売却をおこなえるでしょう。
また、仲介の場合はローン解約による契約解除などのリスクが生じますが、買取ならそのような不安もなく売却できます。

違い3:売却価格に差が出る

不動産売却における仲介と買取の違いとして、売却価格に差が出ることも挙げられます。
仲介であれば市場価格で売却できる可能性が高いですが、買取は再販目的で購入するのが一般的なので、相場より安く取引されるケースが多いです。
ただし、不動産の立地や状態によっては、買取であっても仲介と変わらない価格で売却できる可能性があります。
買取は仲介に比べてスムーズに売却できる点や、売却までのスケジュールもご自身の希望を優先できるのが魅力です。
そのリスクを不動産会社が負担することが、安く取引される理由ともいえます。

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仲介の場合と比較した際の不動産買取のメリット

仲介の場合と比較した際の不動産買取のメリット

続いて、仲介の場合と比較した際の不動産買取のメリットをご紹介します。

メリット1:短期間での売却が見込める

メリットとしてまず挙げられるのが、短期間での売却が見込める点です。
先述でもご紹介したとおり、買取は仲介に比べてスムーズに売却できる可能性が高いといえます。
即時買取という方法を選んだ場合、金額の交渉が終わり次第すぐに買取することも可能です。
最短3日~1週間、長くても1か月以内には売却できるので、不動産をすぐに手放したい方にもピッタリといえるでしょう。

メリット2:近隣の住民に知られることなく売却できる

近隣の住民に知られることなく売却できるのも、買取のメリットです。
先述でご紹介したとおり、買取の場合は物件情報サイトへの登録やチラシのポスティングなど、市場での販売活動はおこないません。
仲介の場合は週末にオープンハウスをおこなうこともあり、近隣の住民に売却の事実が知れ渡ってしまいます。
買取は不動産会社とのやり取りだけなので、近隣の住民に知られずに不動産売却できるのがポイントです。

メリット3:契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免除される場合が多い

仲介と比較した際、契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免除されるのもメリットです。
中古住宅を売却する場合、契約内容に適合しないものを引き渡すと契約不適合責任を問われる可能性があります。
たとえば、雨漏りやシロアリ被害があることを契約書に記載しなかった場合、引き渡し後に不具合が生じた際は、ご自身の負担で補修しなければなりません。
場合によっては契約を解除される可能性があるので、契約不適合責任が免除されるのは売主にとって大きなメリットとなるでしょう。

メリット4:販売活動をおこなわなくて済む

メリットとして、販売活動をおこなわなくて済む点も挙げられます。
買取は不動産会社が現地にきて確認し、価格を決定します。
そのため販売活動をおこなわずに済み、手間や労力がかからないのがメリットです。
手間をかけず売却したい方に適した売却方法といえますね。

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仲介の場合と比較した際の不動産買取のデメリット

仲介の場合と比較した際の不動産買取のデメリット

最後に、仲介の場合と比較した際の、不動産買取のデメリットをご紹介します。

デメリット1:売却価格が安くなる

先述でご紹介したとおり、買取は再販が目的のため、仲介に比べると売却価格が安くなります。
一方、仲介の場合はご自身で納得した価格で売り出すことが可能です。
買取はリフォームやリノベーションなどをおこない、付加価値を付けて転売するため、価格を下げざるを得ません。
一般的には相場の7~8割程度で取引されることを、デメリットとして理解しておきましょう。
買取は「いくらでも良いから早く売却したい!」「利益よりスピーディーさを求める」という方に適した方法といえます。

デメリット2:買取できない不動産もある

買取できない不動産があることも、デメリットのひとつです。
状態があまりにも悪い場合、再販するためには大掛かりなリフォームやリノベーションが必要になります。
工事の規模が大きくなるほど費用がかさむため、買取しても利益が見込めない不動産は買取できない可能性が高いです。
また、需要の低い場所にあり再販しても売却しにくい不動産も、買取が難しくなるかもしれません。
買取は訳あり物件や仲介で売却できない際に適した方法ですが、なかには買取できないケースがあるのがデメリットです。

デメリット3:築浅の不動産は買取に向いていないことも

築浅の不動産を売却する際は、買取より仲介が向いていることがあります。
買取は築年数が経過した不動産を売却する際に、メリットがある売却方法です。
そのため、築浅の場合は仲介でもスムーズに売却できる可能性があります。
リフォームやリノベーションをおこなわなくても、住める状態であれば、仲介のほうが高く売れるかもしれません。

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まとめ

不動産買取と仲介の違いや、仲介と比較したときの買取のメリット・デメリットについて解説しました。
不動産の売却時は仲介を利用することが多いですが、買取に適したケースもあるため、どのような売却をおこないたいかによって方法を選びましょう。
私たち「西宮不動産売却サポート」は、兵庫県西宮市を中心に、尼崎市や伊丹市周辺での不動産売却を専門としております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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