空き家の外壁を塗装しないとどうなる?塗装すべき理由を解説

2024-11-05

空き家の外壁を塗装しないとどうなる?塗装すべき理由を解説

空き家の外壁を塗装しないとどうなるのか

空き家を所有しているものの、メンテナンスの方法や必要性が分からない方はも少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、空き家の外壁を塗装しない場合どうなるのかを解説します。
また、塗装をする時期や作業が必要な理由などもお伝えするので、空き家の外壁塗装を検討されている方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。
そもそも、空き家の外壁を塗装せずに放置していると、どうなるのでしょうか。
以下で詳しく見てみましょう。

劣化する

空き家を放置すると、表面が劣化していきます。
基本的に、建物は年月の経過に伴い劣化するため、放置するほど状況が悪化します。
とくに表面の塗膜は、劣化の進行が経年に比例して進むでしょう。
外壁は、放置した分だけ劣化が進み、新たに塗装しなければならないと言われています。
劣化すると見た目が悪くなるだけだと思い込む方もいますが、それだけではありません。
放置すると壁の内部に水が入り込み、構造に直接ダメージを与えることがあります。
その結果、建物の機能性が大きく低下してしまうでしょう。
構造が悪化した場合、本格的なリフォームが必要となってしまいます。
これには、高額な費用がかかって、無駄な出費となるため、放置しないようにしましょう。

雨漏り

雨漏りは、外壁のトラブルのなかで、もっとも多い問題といえるでしょう。
塗装をせずにいると、内部に水が浸入するようになります。
その結果、雨漏りが発生し、室内に水が浸入してしまうでしょう。
雨漏りが発生した部分は、著しく劣化しているため、早急に工事をおこなう必要があります。
雨漏りを放置すると、建物の寿命が短くなり、腐食が進んでしまうため、対策が必要になります。
最悪の場合、構造体に悪影響を及ぼし、倒壊のリスクを高めることがあるかもしれません。
日本では地震が発生する危険性があるため、災害時に崩れる可能性が高くなります。
また、一度雨漏りが発生した場合でも工事をおこなえば対策は可能ですが、費用がかかってしまうでしょう。
まとまった資金が必要となるため、そもそも雨漏りが発生しないように事前に対策を講じるのが最善です。

不衛生になる

空き家が不衛生になることは、大きなマイナスポイントといえるでしょう。
見た目が劣化するだけでなく、カビが発生したり藻が付着したりするなど、衛生面でも大きな問題が生じます。
見た目が悪化し、誰かがそこに住みたいと感じる状態ではなくなってしまうでしょう。
また、カビや藻が発生している空き家は、害虫や害獣の出現率が上昇します。
状況が悪化すると、業者を呼ばなければ改善が難しい事態に発展してしまう可能性があります。
さらに、近隣地域に侵入するリスクもあるため、塗装をせずに放置することはおすすめできません。

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空き家の外壁を塗装する時期

空き家の外壁を塗装する時期

空き家の外壁はいつ塗装するものなのでしょうか。
タイミングや時期について、以下で詳しく見てみましょう。

塗料の種類によってさまざま

空き家を塗装すべきタイミングは、住まいにどの塗料が使用されているかによって異なります。
現在は、良質な塗料が多く開発されています。
見た目が長持ちする塗料が多いため、自分の住まいの場合は、どの程度の年数でクオリティを保てるのかを調べておくことがおすすめです。
また、分からない場合は、外壁の光沢感が失われてきた際に実施するのが目安となります。
通常、塗料の表面には光沢感が残っています。
艶と高級感のある見た目なので、素人でも判断しやすいポイントとなるでしょう。
表面の塗膜にダメージが蓄積されると、チョーキング現象による粉が出る場合もあります。
このような状態が見られたときも、施工をおこなうべきタイミングです。
実際に外壁をよく観察し、違和感を覚えるポイントがあった場合は、早めに工事をおこなったほうが良いでしょう。
ただし、自分で判断ができない場合は、専門業者を直接呼んで現地調査をしてもらうことをおすすめします。
実際にマイホームを見てもらったうえでの結果を案内してもらえるため、適正かつ説得力があります。

劣化現象の目安

塗装をすべき劣化現象として挙げられるのは、先述したチョーキング現象や光沢感の喪失です。
そのほかにも、凹凸やひび割れなど、美しい見た目とは正反対の状態が目安となるでしょう。
さらに分かりやすい劣化現象として挙げられるのは、カビの発生でしょう。
カビは湿気の多い場所に発生するため、日当たりや風通しが悪い箇所で繁殖しやすいものです。
しかし、カビが発生している場合、その部分に水が浸入していたり、衛生環境が保てなくなっている可能性があるでしょう。
人が住んでいないからこそ、こうした目安を考慮して空き家の状態をチェックするようにしましょう。

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空き家の外壁を塗装する理由

空き家の外壁を塗装する理由

空き家の外壁を塗装するのは、なぜ必要なのでしょうか。
以下で理由を見てみましょう。

構造が劣化してしまう

建物の構造は、品質を維持するために必要不可欠です。
構造が劣化すると、機能性が低下し、簡単に倒壊する可能性があります。
塗装をしないで放置しているだけなのに、構造まで劣化するのはイメージしにくいと感じる方も多いでしょう。
しかし、水が浸入すると、さまざまな箇所に影響を与えてしまいます。
また、水分は徐々に広範囲に広がるため、放置すると構造にもダメージを与えてしまいます。
一度劣化すると、リフォームが必要になりますが、その費用も決してリーズナブルとはいえないでしょう。
場合によっては、資金調達のために住宅ローンを組んだり、親族に支援を頼んだりする必要があるため、注意するようにしましょう。

資産価値が下がる

劣化によって空き家の品質が下がると、市場価値にも影響を及ぼしてしまうでしょう。
市場価値が下がると、物件を求める方も少なくなるため、いざ売却しようとしても、なかなか売れなくなってしまいます。
これは、すぐに現金化したい、高く売りたいと考えている方にとって、大きなマイナス要因といえるでしょう。
資産価値は一度下がってしまうと、簡単には回復しないでしょう。
リフォームをおこなったとしても、空き家の品質を向上させるには限界があります。

特定空家

放置すると、行政によって特定空き家に指定される可能性があるかもしれません。
特定空き家になった場合、行政の指導により、建物のメンテナンスまたは処分を求められます。
この時点で対応できれば問題ありませんが、指導を無視して対応しない場合、行政が強制的に物件を解体します。
そして、その解体にかかった費用の請求先は物件の所有者です。
このような流れを考えると、放置したことで特定空き家となり、処分費用を請求されるリスクがあるため、自分で処分を進めたほうが良いといえます。
特定空き家は、多くの場合、近隣地域に迷惑をかけています。
とくに、害虫や害獣の発生は、ほぼ間違いなく周辺の住民にストレスを与えるため、早急な改善が必要になるでしょう。
空き家問題を軽視する方も少なくありませんが、実際には不法投棄をはじめとするトラブルが起こる危険性も指摘されています。
さらには、犯罪に悪用される場合もあるため、注意しなくてはいけません。

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まとめ

空き家の外壁を放置した場合、劣化現象によるトラブルが起こってしまいます。
場合によっては、住まいの構造が劣化してしまい、倒壊リスクが高くなるので危険です。
さらには、特定空家になるケースもあるため、適切な対応をするようにしましょう。


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